【日能研東海 6年】 正しいけど、正しくないこと
こんにちは
正しいけど、正しくないこと
最近、理科が下落傾向です。
原因は間違いなく理科の勉強量が少ないから。
「メモチェやった方がいいんじゃない?」と、おーじろうに声をかけるのですが、あまりやりたがりません。
面白くないからやる気にならないそうです。
普通に考えればメモチェをやれば点数が伸びるのに、全然やりたがりません。
今回のファイナルチェックは得意の国語もイマイチでした。
この時期になって、汚字で漢字を落としました。
今まで何度も何度も注意しているのに、いまだに改善出来ていません。
おーじろうとの中学受験生活の中で分かったことがあります。
それは、『正しいことを論理的に伝えることが子どもにとって必ずしも正義ではない』ということ。
もちろん親は良かれと思って子どもにアドバイスするのですが、実はそれは親の驕りで、下手をしたら子どもに悪影響すら及ぼすことがあるということ。
おーじろうは、ファイナルチェックの4教科合計が東海中学の平均だったことに、とても安堵していました。
それに苦手の算数も頑張っている成果が出ました。
だから、まずそこを褒めた上で、理科のメモチェについては強制的にやらせる言い方はせず、「やっぱりメモチェやった方がいいんじゃない?」程度にとどめて伝えました。
国語の汚字も、昔なら「せっかく書けているのに不正解になるなんて勿体ないから、丁寧に書きなよ」なんて言い方をしていましたが、今回は「この部分の書き出しの位置が低いから☓になったと思うよ」という感じに事実のみを伝えました。
そして何より、今一番大事にしているのは「大丈夫!」と言い切って安心感を与えること。
おーじろうは感受性が強いので、「結果はどうなるか分からないけど、全力を出し切れるように頑張れ」みたいな言い方をすると、落ちると思われている?と感じてしまうらしいので、ストレートに「大丈夫!」と伝えるのが重要だと思っています。
不安を煽って危機感を持たせる方法は、わが家では絶対にNGです。
このブログを書いている間、「大丈夫」のフレーズからBUMP OF CHICKENの『ランプ』という曲を思い出していました。
この曲の歌詞に「中学受験は苦悩の連続だったけど、ここからは前向きに進もう」という今の自分の気持ちを重ねてしまい、久しぶりでしたが聴き入ってしまいました。
上の子とおーじろうは、日能研に入塾する以前の小学3年生まで、Z会『小学生ハイレベルコース』の算数と国語を受講していました。
日能研の勉強にスムースに入っていけたのは、Z会をやっていたおかげでだと思います。