数年前の今頃、悪夢を見ました 〜もうすぐ愛知県中学受験 第1週〜
こんにちは
愛知県の中学受験も1月22日に第1週がスタートします。
数年前の今頃の話です。
上の子の初受験の前日、試験に遅刻する夢を見ました。
起きたら外が明るくなっていて『遅れたっ!!』とビックリする。
その夢があまりにもリアルで、本当に遅れたと思い、ベッドから飛び起きました。
その学校の合格発表の日には、試験に落ちる夢を見ました。
パソコンに受験番号を入力したら、不合格と大きく表示されてガッカリするという夢です。
どちらの夢も本当にリアルで、起きた後も、しばらく嫌な感覚を引きずるほどでした。
親としても初めての受験だったので、本当に不安だったのだと思います。
後から調べたのですが、『遅刻する夢』は、焦りや不安、その状況から逃れたい気持ちのあらわれのようですが、『試験に落ちる夢』は逆夢で、夢の中で落胆が大きいほど、現実での喜びが大きくなる吉夢だそうです。
受験当日の上の子への声かけ
このブログは、おーじろうへの“声かけ”がメインテーマみたいになっていますが、上の子は自走していたので、声かけなんて考えたこともありませんでした。
でも、試験には何か言葉をかけて送り出してあげたいと思っていました。
ネットでいろいろ調べた結果、実際に上の子にかけた言葉は『目の前の問題を解いてきなさい』
親の不安な感じが伝わるのは良くないし、「あれは大丈夫?これは大丈夫?」と子どもが不安になるような言葉も良くない。
とにかく目の前の問題に集中するのが大事だということを伝えるために、この言葉にしました。
悪夢は見ましたが、上の子はその学校に合格することができました。
来年の今頃は、壮大に落ちる夢を見たいと思います。
【日能研5年】怒るのは欲望
こんにちは
怒るのは欲望
最近、勉強をしないおーじろうを怒ることは、私の“欲望”ではないかと考えるようになりました。
勉強しないことを怒っても意味がなく、むしろ悪影響になることを理解しているのに、それでも怒りたくなってしまう。
この感情は、欲望以外の何物でもないでしょう。
欲望だから怒りたい感情が湧き上がってくるのは仕方がないことだと思います。
しかし、ぶちまけると、だいたい後で後悔します。
だから、怒りたい感情をそのままの形ではなく、“声かけ”という建設的な形で表現するように努力しています。
そもそも、おーじろうにゲームやユーチューブという欲望を我慢させている訳ですから、私も欲望を我慢しなければ示しがつきません。
やっと最近、怒ることは我慢できるようになってきました。
でも、甘いものは我慢できそうにありません。
【日能研5年】苦労した冬期講習中の声かけ
こんにちは
年末、冬期講習が始まっても、おーじろうはいつも通りでした。
冬期講習中は授業の復習と、テキストの計算問題をやることにしていましたが、自ら進んで始めることはありませんでした。
年があけても、エンジンがかからなかったので、おーじろうに『親が勉強のスケジュールを立てる』のと『自分で計画を立てて勉強をする』の、どっちがいい?と聞きました。
おーじろうは、「自分でやるのがいい」言いました。
多分、おーじろうは「自分でやる」と答えるだろうと思って聞きました。
なぜ聞いたかというと、おーじろうにどんな形でも「やる」言わせることで、中学受験は自分の課題であることを再認識して欲しかったからです。
おーじろうには受験勉強をやらなくてはいけないという気持ちはあるので、「やる」と公言させることで、自分で言ったからには頑張るという気持ちが出てきてくれればとも思いました。
ここからは、しつこいくらいに声かけをしました。
「今勉強始めなくても大丈夫?」
のような勉強を催促するものから、
「今が頑張り時だ」
みたいな励ます言葉。
「冬期講習の社会で書き間違いした悔しさは、どこに行った?」
「今が楽しいのと、模試でいい点をとるの、どっちがいい?」
「模試の成績が6年生からの日特のクラス分けに反映されるよ」
といった鼓舞する言葉など、いろんな声かけをしました。
そうやってやっとこさ勉強を始めても、休憩時間にユーチューブを見始めると、なかなか向こうの世界から戻って来られません。
勉強を再開するように声をかけると
「あと5分だけだから」
5分後に声をかけると、すでに別の動画を見始めていて
「あと5分だけだから」
こうなると終わらなくなります。
『この5分楽しい思いをするのと、勉強できるようになるの、どっちがいい?』と何度も声をかけて、こちらの世界に引き戻します。
私の性格的に、素直に応援するような言葉をかけるのは気恥ずかしいので、育成テストと模試の成績が4年よりも5年、5年でも前期よりも後期の方が良くなってることを伝えて、成長を褒めました。
こんな感じで、何とか冬期講習と模試を乗り越えました。
今回、育成テストと模試の年間平均をおーじろうに伝えるためにMY NICHINOKENで確認したのですが、成績が僅かですが良くなってることは、はっきり言って意外でした。
昨年はプチ反抗期で大変だったので、私の感覚的には悪くなっていると感じていたからです。
良かったり悪かったりして、すこしづつ成長をしていました。
三寒四温という言葉が思い浮かびました。
寒さと暖かさを繰り返して春が来る。
春が来ると思えば、寒さに耐えることもできる気がします。
勉強始め
あけましておめでとうございます
箱根駅伝の大ファンのわが家は、テレビ観戦ですが興奮の2日間を過ごしました。
最近の箱根駅伝はレースもさることながら、レース中の監督の声かけも注目のひとつです。
声かけには監督の個性が出るので、これを聞いているだけでも興味深くレースを観ることができます。
監督からしたら、息子ほどの年齢の選手を気持ちよく走らせるために褒めたり、鼓舞したり。
選手の力引き出そうとする姿に、知らず知らずのうちに私とおーじろうを重ねてしまいました。
日能研の冬期講習が再開しました。
大晦日から今日の午前中まで、おーじろうは本当に何にも勉強をしませんでした。
大袈裟ではなく、この間、おーじろうは箸とNintendo Switchしか握っていません。
まあ、3日間も勉強しないなんてこれが最後だから、特に何も言いませんでした。
だから、今日がおーじろうの勉強始め。
おろしたてのスニーカーを履いて日能研へ行きました。
レース後のインタビューで原監督は
「大あっぱれ快走で学生たちにあっぱれ、褒めてあげたいなと思います」と選手たちを讃えていました。
1年後、私もおーじろうに祝福の言葉をかけることができればいいなと思いました。
ええねん
こんにちは
今日は大晦日です。
今年は、プチ反抗期のおーじろうのやる気を引き出すにはどうしたらよいかを考えた1年でした。
最近は、復調の兆しがみえはじめてきましたが、本当にひどいときは、私が受験勉強に関する話をすると、おーじろうは、なぜか眠くなったような素振りを見せて話を聞こうしませんでした。
授業の理解が悪いので一緒に考えようとしても
勉強の進め方をアドバイスしようとしても
全く聞こうとはしない。
私がイライラして怒る。
放っておくと、本当に寝てしまい、結局勉強が進まない。
そして、家庭の雰囲気が悪くなる。
その繰り返しがしばらく続きました。
しかし、ある時から私自身の考え方を変えることにしました。
勉強をしないおーじろうに内心イライラするのですが、それを表に出しても何にも意味がない、むしろ有害だということに気づいたからです。
それからは、怒りを表面に出すのを止めました。
だからと言って、何も言わなかったら本当に勉強しないので、どんな言葉をかけたら、おーじろうのやる気を引き出せるかを考えるようになりました。
褒めたり、鼓舞したり、勉強の具体的な指示をしたり。
逆に「勉強しないのは、やりたくないことから逃げているだけじゃないか」と少し挑発したり。
私は勉強のプロでもなければコーチングのプロでもないので、おーじろうを一瞬で変えるような言葉は見つかりません。
イライラして言葉がキツくなってしまうこともありますが、おーじろうのやる気を引き出せるよう、毎日毎日、私なりに工夫して言葉をかけています。
こうやって文字に書くと、少し悲壮感が漂ってしまいますが、そんなことはありません。
これこそが中学受験の親の醍醐味だと楽しくやっています。
ただ、迷いはあります。
先日、車に乗っているとき、ラジオから
ウルフルズの『ええねん』が流れてきました。
有名な曲なので、今まで何度も聞いたことがあったのですが、その日はなぜか
とても心に刺さりました。
圧倒的な肯定感。
少しだけ救われた気がしました。
良いお年をお迎えください。
【日能研5年】トラブルからドライブ
こんにちは
トラブルからドライブ
翌日のPRE合格判定テストの持ち物を準備している時にトラブル発生。
試験用の腕時計が止まっていたのです。
上の子の時から使っていた腕時計、おそらく電池切れ。
これは完全に親のミス。
上の子の時だったら間違いなく確認していたはず。
慣れからくる怠慢、これは充分に反省しなければなりません。
しかし、いくら反省しても時計の針は動かないので、急いでコンビニに走りました。
ローソン→ファミマ→セブンイレブン
近くのコンビニをまわりましたが、どこにも腕時計は売っていません。交換用の電池もありません。
わが家には、代わりになる腕時計もありません。
そこで私に名案が浮かびます。
「そうだドンキ、行こう。」
午後11時過ぎ、ドンキを目指して車を出しました。
夫婦二人、ZIP-FMを聴きながらのドライブです。
深夜に夫婦二人で出かけるなんて、いつ以来でしょう。
まだ結婚前、初めて車を買った時期に、夜なら車の通りも少ないだろうと練習を兼ねて深夜のドライブをしていました。
深夜のドライブって、何かオシャレな響きがしますが、私たちが目的地にしていたのは、いつも名古屋空港方面のラーメン横綱。
そんな思い出がよみがえります。
30分ほどで到着。
深夜のドンキにテンションが上がり、店内を見て回るうちに買い物かごが埋まります。
午前1時、帰宅。
思わぬ一日になってしましましたが、
今回のブログで私が一番言いたいことは、
「たまには夫婦で深夜のドライブもいいものだ」ということです。
もちろん、ついでに腕時計も買いました。
【日能研5年】記憶が定着する瞬間
こんにちは
記憶が定着する瞬間
おーじろうが「歴史の問題出して」と頼んできました。
普段は勉強にノータッチですが、このくらいのことは手伝います。
テキストを見るのが面倒くさかったので自分の知識から問題を出しますが、すぐに枯渇。
上の子にバトンタッチ。
上の子は、さすが中学受験経験者、ポイントを押さえた問題を出題します。
その問題に、おーじろうも負けじと食らいつきます。
でも、とても楽しそう。
私はチャンスだと思い、
「おーじろうも問題を出してみれば」と声をかけます。
すると、おーじろうもどんどん問題を考えます。
しばらくの間、上の子と交互に問題を出し合っていました。
自主的に、しかも楽しそうに問題を考え、答える。
これが記憶が定着する瞬間なのかなと感じました。
そして、これが勉強する楽しさなんだなと思いました。