【日能研5年】親だからできること
こんにちは
魔法の言葉はない
近頃、このブログは、プチ反抗期のおーじろうのやる気についての話題が多くなっています。
その中で分かったことは、おーじろうが一瞬で変わる魔法の言葉なんて存在しないということです。
今回の模試に向けてのテスト勉強も、何回も何回も声かけをして、やっと始めました。
やる気は本人の問題なので、たとえ親であっても “他人”である子どもの行動を変えるのは至難の業です。
親だからできること
しかし、親だからこそできることがあると思います。
例えばそれは、リラックスして過ごせる家庭の環境であったり、子どもを励ましたり、努力している場面を見逃さずに頑張りを認めることだったり。
マズローの欲求階段説でも、社会的欲求と承認欲求が満たされて、初めて自己実現欲求が発揮されると説いていますから、いきなり勉強をしろと言うよりも、家庭の居心地をよくしたり、子どもの気持ちを受け止める方が、効果的ではないかと思います。
私たち夫婦は、『安心できる環境』を作り、『適切な声かけ』をして、『子どもを励まし、認める』ことを意識して頑張ってみます。
【日能研5年】すぐに聞くのは、やめます
こんにちは
すぐに聞くのは、やめます
子どものテスト結果が、ものすごく気になります。
私の今一番の関心事は、子どものテスト結果だと言ってもいいくらいです。
そのため、今まではテストが終わって、おーじろうが家に帰ってくると、おかえりも言わずに「テストどうだった?」と聞く勢いでした。
しかし最近になって、それは、テストの点数を親がとても気にしている、つまり『絶対にいい点を取りなさい』というメッセージを暗に送っているだけではないかと思うようになりました。
だから、帰ってきてすぐにテストの出来を聞くのは、やめることにしました。
確かに私の本心はテストの出来が気になって仕方がないのですが、そこは我慢。
これからは、おーじろうが帰ってきたら、まずは「おかえり、お腹すいた?」にします。
日能研で自走した上の子③
こんにちは
「日能研で自走した上の子①と②」の続きです。
自分で考えたテスト戦略
上の子は算数に関して自ら考えた戦略でテストに臨んでいたことを最近になって知りました。
その戦略は、
1.共通問題優先で確実に加点する
2.何度も見直しをして凡ミスをなくす
3.難しい問題に囚われない
具体的な方法を示します。
育成テストの場合
①共通問題を解く
時間がかかりそうな問題、わからない問題は飛ばす。
②応用問題を解く
時間がかかりそう問題、わからない問題は飛ばす。
とにかく難しい問題は深く考えずに飛ばして、一周目を終わらせる。
③共通を見直しながら飛ばした問題を解く
④応用を見直す
時間があるようなら飛ばした問題を解く。
⑤最初から最後まで見直す
特に共通を見直す。
⑥解けなかった問題を解いてみる
時間内に解けそうにないと判断したら、解けている共通問題(特に最初の部分)を徹底的に見直す。
公開模試の場合
(大問4までは比較的易しい問題、大問5以降は難しい問題と想定しています)
①大問1〜4を解く
なるべく全部解くようにするが、時間がかかりそうな問題、わからない問題は飛ばす。
②大問5以降を解く
それぞれの大問の
(1)の問題は絶対に解く。
(2)の問題は、なるべく解く。
(3)以降問題は、わかりそうだったら解く。
とにかく難しい問題は深く考えずに飛ばして、一周目を終わらせる。
③大問1〜4を見直しながら飛ばした問題を解く
④大問5以降の問題を見直す
時間に余裕があるようなら飛ばした問題を解く。
⑤最初から最後まで見直す
特に最初の簡単な問題を見直す。
⑥解けなかった問題を解いてみる
時間内に解けてそうにないと判断したら大問1の計算問題を徹底的に見直す。
この方法を6年の後期に確立させたそうです。
ちょうど上の子が伸び始めた時期と一致しています。
その一点をけずりだせ
この話を上の子から聞いた時、私の頭の中にある言葉が思い浮かびました。
『その一秒をけずりだせ』
その一秒ならぬ、一点をけずりだすために、テスト終了の最後の最後まで全力を尽くしていたことに、本当に驚きました。
上の子の戦略が正しい方法なのかは、わかりません。
しかし、上の子が自ら考え、しかも結果を出したことに価値があるのだと思います。
おーじろうにも、この戦略を教えましたが、もちろんできません。
イギリスのことわざ
『馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない』
他人をやる気にさせるのは難しいという意味のイギリスのことわざです。
上の子は自ら水を飲みました。それどころか、放牧していたら勝手に水を飲みに行っていました。
おーじろうは引っ張って水辺まで連れていき、褒めたり、怒ったり、勇気づけたり、プレッシャーをかけたりして、水を飲ませるのに必死です。
自走とは
中学受験において自走とは、受験を成功させる為の手段の一つだと思います。
ただ、それぞれのご家庭が受験勉強に何を求めるかによって重要度が異なるのではないでしょうか。
わが家は上の子が自走で中学受験を成功させました。その上、学習の習慣が身につき、中学入学後も自ら勉強する姿を見ているので、おーじろうも自走を目標にしています。
私たち親は、おーじろうに勉強を促す声かけはしますが、勉強は、ほとんど教えていません。
わからないことは先生に質問することを約束にしています。
そうは言っても、上の子に教えてもらうこともしばしばなので、上の子への依存度を減らしていきたいと考えています。
おーじろうには完全自走は難しいでしょう。
よって、おーじろうは右から親に支えられ、左から上の子に支えられた、いわば補助輪付き自走で、あと一年頑張りたいと思います。
おわり
おーじろうと上の子は、日能研入塾前にZ会の『小学生ハイレベルコース』の算数と国語を受講していました。
Z会に入っていたおかげで、小学校の勉強とは一味違う『中学受験の勉強』にスムースに入っていけました。Z会と日能研の相性は良いと思います。
【日能研5年】またもやパワースポットへ
こんにちは
またもやパワースポットへ
前回のパワースポットの記事もご覧ください。
先週、おーじろうはテストが無かったので、アスレチックに行ってきました。
思いっきり体を動かして、おーじろうにとっては、良いリフレッシュになりました。
運動不足の親にとっては、かなりのダメージになりました。
帰り道、そのダメージを癒すというワケではありませんが、パワースポットに寄りました。
つぶて浦
昔、伊勢の神様たちが力比べで投げた石が対岸の知多半島まで飛んできて、ここに落ちたと言われています。
鳥居は、伊勢神宮の鳥居と対面してつくられているそうです。
近頃、パワースポットに強く惹かれてしまいます。
少し心が疲れているのかもしれません。
伊勢の神様のパワーと伊勢湾の景色に、とても癒やされました。
おーじろうも、さぞ癒やされていると思ったら
きれいな貝殻拾いに夢中でした。
日能研で自走した上の子②
こんにちは
「日能研で自走した上の子①」の続きです。
勉強のモチベーション
上の子は決して勉強が好きなタイプではありません。
上の子が、こんなことを言いました。
「勉強なんて好きじゃないけど、テストでいい点が取りたいからやってた」
良い点数を取ることが、親が想像していた以上に、かなりのモチベーションなっていたそうです。
テストで良い点を取ること、教室で最前列に座ること、公開模試では冊子に名前が載ることを励みに勉強していたそうです。
公開模試の冊子については、こちらの記事をご覧ください。
テストが大きなモチベーション。
これは負けず嫌いな上の子の性格に依るところが大きいと思います。
テストで悪い点を取って「日能研やめる」と大泣きしたことが何度あったことか。
負けず嫌いな上の子には許せないことだったでしょう。
しかし、そんな苦い経験の繰り返しが、良い点数を取りたいという気持ちをより強くさせたのではないでしょうか。
また、教室に成績が同程度の同性の友だちが何人もいたことが上の子にとって、とてもラッキーでした。
わからない問題を互いに聞いたりして、本当に良きライバルだったそうです。
テストは戦略的に
そんな上の子ですが、テストには独自の戦略を立てて臨んでいたことを最近になって初めて知りました。
つづく
おーじろうと上の子は、日能研入塾前にZ会の『小学生ハイレベルコース』の算数と国語を受講していました。
Z会に入っていたおかげで、小学校の勉強とは一味違う『中学受験の勉強』にスムースに入っていけました。Z会と日能研の相性は良いと思います。
日能研で自走した上の子①
こんにちは
わが家は、現在小学5年生おーじろうのやる気を引き出すために試行錯誤を繰り返しています。
こちらから声をかけて勉強を促さないと、ずーっとゲームとユーチューブということもしばしばなので、声かけは必須です。
ウチには日能研で中学受験を経験した上の子がいます。
でも、声かけをしたことがありません。
上の子は自走していました。
今回は上の子の自走について書きたいと思います。
上の子の受験勉強
上の子については過去の記事もご覧ください。
上の子が日能研入りたての頃は、復習時に親塾をしたこともありましたが、日能研のスタンスに反すると聞いてやめました。
わからない事は日能研の先生に質問してくることにしました。
それでも4〜5年生の時は、テストでイマイチだった単元の問題集を買ったり、プリントをネットで探してやらせていましたが、それも5年前期くらいでやらなくなりました。
この頃から日能研の教材だけの自走が始まりました。
5年のテスト成績は、410点前後を行き来していました。
特に上の子が伸びたのは6年の夏期講習から。
本人もそのくらいから手応えを感じ始めていたそうです。
結局、上の子の成績は最後まで伸び、入試本番前の模試で日能研偏差値71を取ることができました。
自走が始まってから入試本番までの間、上の子がどんな勉強していたか本当に知りません。
知っているのは、毎日コツコツ勉強していたことだけです。
勉強に秘策は・・・
改めて上の子に当時はどんな勉強をしていたのか聞いてみました。
上の子の答えは一言
「塾で言われた事をやってただけだよ」
やっぱり勉強に秘策はないのです。
勉強が好きな訳ではない子が地道な努力の積み重ねで開花したのです。
つづく
おーじろうと上の子は、日能研入塾前にZ会の『小学生ハイレベルコース』の算数と国語を受講していました。
Z会に入っていたおかげで、小学校の勉強とは一味違う『中学受験の勉強』にスムースに入っていけました。Z会と日能研の相性は良いと思います。
愛知県最強パワースポットで学力向上祈願?
こんにちは
先日、ある場所を散歩してきました。
三種の神器のひとつ草薙神剣が祀られている
熱田神宮です。
観光地が少ないと言われる名古屋の中でも屈指の有名スポットですが、平日の朝8時ということで人はほとんどいません。
静かな境内を歩くだけで気持ちが落ち着きます。
(↑熱田神宮HPより)
広い境内には本宮のほかに別宮1社、摂社8社、末社19社が祀られています。
日頃の運動不足も解消したかったので、今回はその全てを巡りながら散歩することにしました。
神社はお願いをする場所ではない
詳しくは覚えてはいないのですが、このあいだテレビで『神社はお願いをする場所ではなく感謝をする場所だ』みないなことを言ってました。
だから、今日は神様に「ありがとうございます」を伝えることにしました。
お願いは一切しません。
じっくり巡ると
熱田神宮には何回も来たことはありますが、普段は本宮をお参りして、おみくじを引いて帰るだけ。でも、こうやってじっくり巡ってみると、「こんな場所に社があったんだ」のオンパレード。
このような社や、小さい祠(ほこら)みたいなものまで本当に数沢山。
例えば、この社は
とおすのやしろ
中学受験に縁起が良さそうな名前です。
別の場所には菅原道真公を祀った社もありました。
でも「おーじろうの成績が上がりますように」なんてお願いなんかしません。
ただ「ありがとうございます」と感謝を伝えました。
織田信長ゆかりの○○
熱田神宮には信長塀と呼ばれる塀があります。
この塀は、織田信長が桶狭間の戦いの際、熱田神宮に必勝祈願をしてみごと勝利したお礼として奉納されたそうです。
教科書でしか知らない歴史を感じます。
ちなみに、この塀は兵庫西宮神社の大練塀、京都三十三間堂の太閤塀とともに日本三大土塀のひとつに数えられているそうです。
ついに本宮へ
ひとつひとつの社に感謝を伝えていたので、本宮にたどり着いた頃には9時を過ぎていました。
本宮の前には、かわいい着物姿の七五三の子どもたちもいて、ほのぼのとした雰囲気。
それでも人は疎ら。
本宮の真正面で、一人だけでお参りすることができました。
決して「おーじろうのプチ反抗期がおさまって、自ら進んで勉強ができるようになりますように」なんてお願いなんかしません。
ただ「ありがとうございます」と感謝を伝えました。
愛知県最強パワースポット
実は、今回の一番の目的は
こころの小径を巡ることでした。
こころの小径とは、熱田神宮の最も神聖な場所とされる本宮裏の森の中に入ることができる遊歩道です。
私は最近になって聞くまで、その存在を知りませんでした。
おそらく、名古屋市民でも知らない人の方が多いのではないでしょうか。
写真撮影はNGのようです。
小径に入ると、森の中に迷い込んだかのよう。鳥の鳴き声だけが響き、ここが名古屋市内だということを忘れるくらいです。
小径の途中に点在する社にお参りしながら進むと、本宮の裏側に出てきます。そこで本宮を真裏から拝むことができます。
そして小径の一番奥まった場所にあるのが
一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)
ここが愛知県最強パワースポットのひとつと言われている場所です。
社自体はそんなに大きくはないのですが、守衛さんがいたり、正面には参拝時間以外は入れなくするために金網の扉が付いていたりして、ただごとではない雰囲気が伝わってきます。
そんな最強パワースポットの神様にも「ありがとうございます」と感謝を伝えました。
神に誓っても「おーじろうが志望校に合格できますように」なんてお願いなんかしていません。
何十回もお参りすることで心境の変化が
はじめのうちはニ礼ニ拍手一礼を他人に見られるのが恥ずかしくてコソコソやっていたものが、最後の方には大きい動作で、拍手もバチンと大きな音を出せるようになっていました。
そして、何度も何度も「ありがとうございます」を繰り返しているうちに、自然とこんな気持ちが湧き上がってきました。
『ありがたいなぁ』
水曜どうでしょうで四国八十八ヶ所を巡った大泉洋の心境がわかった気がします。
ぜひ、みなさんも熱田神宮に感謝を伝えに行ってみてはいかがでしょうか。